2017年7月14日
【2.5次元舞台】「舞台黒子のバスケーOver Drive-」鑑賞レポート
2.5-D Musicals and Live Theater
舞台「黒子のバスケ」の第2弾、「Over Drive」を観てきました。http://www.kurobas-stage.com 舞台「黒子のバスケ」(以下、「黒ステ」)の一番の特徴は、アニメで主役黒子テツヤを演じている声優の小野賢章さんが、黒子本人を演じている、ということでしょう。こうした声優/舞台キャストの試みは、2000年(旧シリーズのアニメの第1期の放映年)に「ミュージカルハンターXハンター」で、かなり本格的に行われていました。しかし、「2.5次元舞台」が流行を迎えた2008年以降では、マイノリティでした。最も重要視されるであろう、ビジュアルの問題があったからです。アニメの主人公は往々にして少年や少女。しかし、声優さんはすでに成人であり、なかには、中年を迎えたベテラン声優もいるわけで、そうした現実の年をとる声優が、永遠に年をとらない少年・少女たちを演じるのには限界があるわけです。 話を「黒ステ」に戻すと、やはり黒子の声と、黒子っぽいビジュアルをもっている小野さんは、本当に黒子がそこにいるような再現性がかなり高かったです。また、「黒ステ」は、テレ ...
2017年5月31日
【2.5D舞台鑑賞】ライブ・スペクタクルNARUTO〜暁の調べ〜 
お知らせ
【2.5D舞台鑑賞】ライブ・スペクタクルNARUTO〜暁の調べ〜 
ぽぷぜみ有志で、ライブ・スペクタクル「NARUTOーナルトー」〜暁の調べ〜を鑑賞してきました。第1作目は、AiiAシアターが、AiiA2.5シアターに変わった2015年に上演されました。その後、アジア各国を回って、多くの観客を動員したようです。それに続く第2作。なんと、ミュージカル仕立てなのです。元宝塚のキャストも多く、ミュージカル俳優もいて、かなり見応え、聴きごたえがありました。個人的に、イタチのファンなので、イタチが歌う場面は、彼の別の側面が観れたようで、なんとも不思議な感覚です。 学生が早速、感想を寄せてくれました。(ネタバレあり。注意) ********************************************  今回待ちに待った第2作目、ライブ・スペクタクル『NARUTO―ナルト―』~暁の調べ~を観劇してきました。原作の大ファンであり、2年前にこの舞台の第1作目を見てから、今か今かと楽しみにしていたものの続きを、ようやく見ることが出来て大変嬉しかったです ...
2017年4月30日
【新刊情報】Contents Tourism in Japan
Contents Toursim
【新刊情報】Contents Tourism in Japan
英語によるコンテンツツーリズムの本格的な学術書を、プロジェクトチームで出版しました。 The first academic book on Contents tourism in English! Contents Tourism in Japan: Pilgrimages to “Sacred Sites” of Popular Culture by Philip Seaton, Takayoshi Yamamura, Akiko Sugawa-Shimada, and Kyungjae Jang
2017年4月01日
ぽぷゼミ第一期生 祝!卒業
イベント
ぽぷゼミ第一期生 祝!卒業
ぽぷゼミ(ポピュラー文化研究ゼミ)の第一期生が、無事卒業しました。彼・彼女たちとは、2年生からの付き合いですが、最初から課題に真面目に取り組む姿勢は素晴らしく、どんな成長をするのだろうかと思っていました。期待以上に、素晴らしい人格、品格、性格をもって、卒業していきました。印象深いのは、自主的に「魔法少女まどか⭐️マギカ」をパロディにした2.5次元舞台「魔法少女まじか⭐️ヤルカ」を企画、上演したことです。人間文化課程廃止が発表されるなか、人間文化祭というオープンキャンパスと同時に開催された祭りで、見事観客を魅了しました。その様子はまだyoutubeで見ることができます。(リンク 教員の指示がなくても、自主的に何かを始め、助け合い、時には失敗しながら、最後まで諦めずにやり遂げる。こうしたことは、どれだけの大学生が経験しているでしょうか。彼、彼女らの経験は、人生の糧となるでしょうし、必ず後輩への良いメッセージになると思います。 そして、先輩 ...
2017年4月01日
シンガポールSV 学生参加者からの報告6(最終)
アニメ、マンガ
シンガポールSV 学生参加者からの報告6(最終)
シンガポールSVで学んだこと―日本とシンガポールの違い― 3年 山崎伽帆 私はシンガポールSVの中で、日本の文化がシンガポールでも受け入れられていることを肌身に感じました。自分にとってはこのSVが初めての海外渡航であり、シンガポールに馴染めるか不安もあったのですが、全て杞憂に終わりました。現地の空港には日本語で書かれた書類や看板が置いてありましたし、交通機関もしっかりしていて、手ごろな感覚で利用することが出来ました。ショッピングモールには日本のフィギュアやキーホルダーなどのグッズが並び、書店や図書館には翻訳された日本の漫画や書籍が置かれていて、日本との違いの無さに驚いたほどです。他にも日本の街中にもあるカラオケやファミリーレストランがあったりするなど、日本の生活で見慣れているものが街中に溢れていました。現地の学生や先生方とも日本のアニメや漫画などの話をしましたし、シンガポールで行われたアニメイベントでコスプレイヤーの方に出会い、日本の文化が深く親しまれていることを実感しました。シンガポールでの生活は、外国にいるはずなのに日本にいるような感覚もある、不思議な居心地の良 ...
須川亜紀子
須川亜紀子
Akiko Sugawa-Shimada
横浜国立大学 都市科学部/都市イノベーション研究院 教授
Professor, Department of Urban Sciences/ Institute of Urban Innovation Yokohama National University
© ぽぷすた All Rights Reserved.
このHPに掲載されている記事・写真の無断転載を禁じます。