2019年6月24日
[舞台鑑賞] ロックオペラ「R&J」3
2.5次元ミュージカル・ライブシアター

学生の感想、第3弾です。


4. 都市科学部都市社会共生学科2年 岡崎美瑛

 まず私は、高校の授業中少し映像で観るぐらいにしかオペラに関わったことがなく、無知であった。またオペラに対して、なんとなく堅苦しさ・近寄りづらさを感じていた。しかし観劇中、これらのようなマイナスな感情は全く生じなかったのである。それはきっと、この作品が単なるOperaではなく、Rock Operaだったからなのだろう。私のオペラに対する苦手意識は、冒頭のド迫力な演奏によって一気に消え去った。そして、ギターの電子音と出演者の雄たけびが会場中に鳴り響いた瞬間、鳥肌が立った。事前にこの作品について調べた際、 ...

2019年6月23日
[舞台鑑賞] ロックオペラ「R&J」2
2.5次元ミュージカル・ライブシアター

学生の感想第2弾です。


2. 都市科学部都市社会共生学科 3年 岡村 夏希

明るいロック音楽共にまったく新しい『ロミオとジュリエット』、『R&J』が始まった。小気味よい前説を楽しく聞いたかと思えば、いきなり爆音のロックが始まり、俳優が強烈な歌声を披露した。これが「ロックオペラ」かと衝撃を受けた。『ロミオとジュリエット』と言えば、古典悲劇としてとても有名だ。ミュージカルとしてもたくさん上演されていて、両家の対立の場面で激しい音楽が使われることはあるかもしれないが、全編にわたりロック、それもシャウトをするような激しいロックが使われている『ロミオとジュリエット』は初めて観た。若者の行き場のないエネルギーや激しい感情が ...

2019年5月29日
2.5次元文化について、朝日新聞にコメント掲載されました
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2.5次元文化について、朝日新聞にコメント掲載されました

「2.5次元」を舞台だけでなく、包括的に文化実践、現象としてとらえて研究してきましたが、その考え方が共有されつつあります。2019年5月19日の朝日新聞「考・カルチャー 平成→令和」の記事にコメントが掲載されました。


2019年3月29日
『アニメ研究入門<応用編>』の書評
お知らせ

小山昌宏、須川亜紀子編著『アニメ研究入門<応用編>ーアニメを究める11のコツ』(現代書館、2018年)の書評を、東京学芸大学の千田洋幸先生が「図書新聞」に書いてくださっています。ありがとうございます! 千田先生のブログでもご紹介いただいています。恐縮です。

目次は以下の通りです。

第1 章  映像心理論(アニメサイコロジー)――アニメーション研究による「アニメ」の相対化
横田正夫  
第2 章  映像演出論――アニメーション業界の制作現場に於けるアプローチ
渡部英雄 
第3 章 アニメソング論――アニメと歌の関係
石田美紀 ...

2019年3月24日
アメリカの高校生へ講義 JICEカケハシプロジェクト
お知らせ
アメリカの高校生へ講義 JICEカケハシプロジェクト

JICEカケハシプロジェクトで来日した、アメリカの高校生たちに、アニメ聖地巡礼(コンテンツツーリズム)について講義しました。

 高校生相手はほぼ初めて。しかも日本に初来日で、日本のことあまり知らないというジョージア州、ミシシッピ州などの子供達。日本のアニメについて、さすがにポケモンは知ってましたが、ドラゴンボール、セーラームーンなどはあまり知らなかったので、ほぼ知らないに等しいですね。欧州ならキャプテン翼を例に出せばだいたい知ってるのに、アメリカは意外と最新のヒットってポケモン以外になかったりするんですね。(ファンならもちろんなんでも知ってるんでしょうけど)

 それでも、結構真剣に聞いてくれたり、ノートをとって ...

須川亜紀子
須川亜紀子
Akiko Sugawa-Shimada
横浜国立大学 都市科学部/都市イノベーション研究院 教授
Professor, Department of Urban Sciences/ Institute of Urban Innovation Yokohama National University
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