6月15日付の朝日小学生新聞に、「ひろがるスカイ!プリキュア」に関するインタビュー記事(「現実より進んだ世界 だれもが!?プリキュア」記事内)が掲載されました。「プリキュア」シリーズは、来年で20周年になります。この20年間、常にいろいろな子供たち、主に少女たちの表現に挑戦している作品群ですが、現在放送中の「ひろがるスカイ!プリキュア」には、レギュラーのプリキュアに男の子(正体は人間に変身できる鳥)や18歳のプリキュアも登場して、ダイバーシティ表現が目立っています。
池袋のシアターミクサで上演中の「アグレッシブダンスステージ『DEAR BOYS』」を鑑賞。原作は、八神ひろきの同名マンガ(1989〜97)で、2003年にはアニメ化もされているバスケットボールを題材にした人気作品。実は2007年にミュージカル化されていて、2.5次元舞台の代表ともいえる『テニミュ』(ミュージカル『テニスの王子様』2003年〜)と同時期に上演されていた、スポーツマンガ・アニメ原作舞台なのだ。2007年の舞台は実際に見に行けなかったけれど、実際のバスケットボールを使った舞台だったと聞いていて、今回の舞台はどうなるんだろう、と期待が高まる。
球技を扱ったマンガ・アニメ作品の舞台化は、古くは『巨人の星』などがあるが、最も難しいのが球の扱いだろう。実際、『巨人の星』の舞台では、野球の球の演出がかなり難しかったという。そうした困難を乗り越えて、球を光のピンスポットで表現して成功 ...
2023年6月24日(土)町田市民フォーラムで「アニメのヒーロー、ヒロインとジェンダー ースーパーマンの時代から鬼滅の刃の現代まで」と題し、講演を行います。男女共同参画週間記念講演会ということで、アニメの中で活躍するヒーローや、ヒロイン(ガールヒーロー)がどのように変化していったかを概観し、男女共同参画について考えます。詳細はこちら。
今回で学生たちの感想は最後になります。
都市科学部 2年 Eさん
今回の公演を見て、『ハリーポッター』の世界を深く味わうことができました。それは、公演に至るまでと公演中の丁寧な工夫からくるものだと感じました。
私たち、観客が公演に至るまでに辿る中には、さまざまな工夫がありました。赤坂駅からTBS赤坂ACTシアターへ向かう際には、ホグワーツの動く階段をイメージした42枚の肖像画が飾られた階段を通り、物語に大きく関わる巨大なタイムターナーのオブジェを見ることができる。劇場はもちろんのこと、劇場付近の建物も、『ハリー・ポッター』シリーズの魔法界一色になっていました。観客である私は、物語から飛び出てきたようなアイテムや街並みを見ることで、劇場に行くまでにも『ハリー・ポッター』の世界を体感し、没入する感覚を味わいました。劇場に入るまでにも、『ハリー・ポッター』の世界観を堪能でき、舞台への興奮も高まりました。