ぽぷぜみ(ポピュラー文化研究ゼミ)の卒論発表会が、先日無事に終了しました。3年生の頃からずっと調査していた人、就活後にテーマを変えた人、最後まで論文と格闘した人・・・いろいろと苦労した甲斐があり、みな力作でした。
2017年度ぽぷぜみ卒論題目はこちらです。
櫻井 文和子 「歴史キャラと史実の共存ー観光資源としてのおもてなし武将隊」
山﨑 友里花 「女性ファンダムにおける嫌悪と攻撃性――なぜ『地雷』は生まれ、他者を攻撃するか」
阿部 拓弥 「声優とキャラクターの融合―「かぶり現象」が与えるファンへの影響」
荒井 杏子 「アニメ聖地巡礼研究―『ラブライブ!』における神田明神奉納絵馬分析を中心に」
檀 圭一朗 「子供向け作品の消費の文脈の変化——『仮面ライダー』、『スーパー戦隊』シリーズの玩具消費を中心に」
山崎 伽帆 「キャラクターが起こす<<聖地巡礼>>の変質~ゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』による変容」
文化社会的アプローチをとったカルチュラルスタディーズのゼミなので、みな関係者にインタビューしに行ったり、ファンたちと話し合ったりと、時間とお金をかなり割いてデータを集めたようです。それぞれ大変だったけど、いい経験ができたのではないか、と思います。