9月24日発売予定の『2.5次元学入門』(青土社)の表紙の写真がでました!シンプルで素敵な表紙です。
目次はこちらです。面白い論文が目白押し。よろしければ、ぜひ!
[目次]
序章 二・五次元文化研究の現在 / 須川亜紀子
第1部 身体・キャラクター・二・五次元
第1章 キャラクターをめぐる実践としての二・五次元――「どろろ」を事例として / 岩下朋世
第2章 アダプテーションと身体の政治学――二・五次元文化の生態系とその美学 / 清水知子
先日TBS「三ツ星エンタメガイド ミテラン」という番組で、2.5次元ミュージカル『黒執事 寄宿学校編2024』の解説で出演しました。(2024年9月4日オンエア済)YouTubeの見逃し配信はこちら。TVerでも見ることができます。
この番組は、演劇、バレエなどのエンタメを紹介していますが、2.5次元舞台は初めて取り上げられたらしく、呼んでいただき光栄でした。また、共演させていただいたベテランのプレゼンター演劇評論家上村由紀子さんもパワフルで、素敵な方でした。上村さんはミュージカル『プリティ・ウーマン』をプレゼンされています。
かなり長い収録でしたが、当然編集されてカットされた部分は多いですが、エッセンスを抽出してまとめてあって、さすがですね。私は緊張して、あまりしゃべれてい ...
3年生 女性 H・O
今まで何度か2.5次元舞台に足を運んだことはあったのですが、原作を知っている作品を観るのは初めてだったため、漫画やアニメで描かれていたものをどのようにして舞台で表現するのだろうか、とわくわくした気持ちで会場へと向かいました。
大学院1年生 女性 F・H
「漫画やアニメの物語が画像・映像ではなく、目の前に実現している!」。そのような思いがきっかけに、アニメ・マンガを題材にした舞台を見始め、好きになりました。これまでは主にスポーツマンガを題材にした舞台を視聴していますが、今回はそれ以外のジャンルの作品を見る機会をいただきました。さらに、今回は好きな作品である『鬼滅の刃』の舞台なので、そのマンガとアニメも視聴しており、舞台のほうはどのような新たな視聴経験を与えてくれるかとドキドキの気持ちで劇場に行きました。
席に着いた後、ステージのセット、音楽、室内を充満した霧のようなものによって、私はもはや物語の世界に引き込まれました。今回の遊郭編は原作でも印象に残った物語で、コメディー、ドラマ、サスペンス、アクションの要素が含まれており、「舞台のほうはうまく表現できるのか?」という心配がありました。しかし、公演が始まった瞬間にその心配は消えました ...