2.5次元文化研究プロジェクトチームで、初の本格的な学会発表を、Mechademia国際学会で行いました(使用言語は英語)。アメリカに本拠を置くこの学会は、アメリカでも大会を開いていますが、アジアでも大会を開き、日本は二年ぶりとなります。
今年の大会テーマは Manga Nexus: Movement, Stillness, Media でした。
私たちのパネルは、最終日5月27日午後にあり、発表題目は以下の通りです。
Akiko Sugawa-Shimada
“Constructions of 2.5-dimensional Culture as Participatory Culture and the Community of Preference in Japan”
Hosei Iwashita
“‘Character’ in 2.5-D Theatrical Plays: From the Perspective of Manga Studies”
Satofumi Kawamura
“The Affect and Seiyu-Kyara Live Concert: the Case of Love Live!”
Discussant: Tomoko Shimizu
フロアからは、なぜ日本でこのような2.5次元が流行して、(質問者の出身地)アメリカではメディアミックスがあるのに、これほど流行しないのか。Double corporalityの問題など、鋭い質問も多数よせられました。プロジェクト二年目を迎え、中間発表的ではありましたが、今後の調査のヒントになるいろいろな意見をいただきました。