2019年2月23日
シンポジウムは本日です!
お知らせ

本日はいよいよ第5回2.5次元文化を考える公開シンポジウムです。テーマはVチューバ―。物理的に存在するリアルな身体を持ちながら、虚構のアバターを装うことの意味。リアルなのに「虚構的身体性」をもつことで、心理的に楽になる事もある。いったいなぜなんだろう?2.5次元の可能性とは?
 そうした問題群をいろいろと提示していただき、議論をしていきます。中垣先生と川村先生が、『超時空要塞マクロス』のリン・ミンメイというアニメのアイドルを実際のアイドル飯島真理の関係に、Vチューバ―のプロトタイプを見、メディアの発達とともに生まれてきたバーチャルアイドルや、AIのキャラクターなど、歴史をたどりながらお話してくださいます!
(*お詫びー小林翔先生は、インフルエンザのため、残念ながらご登壇できなくなりました。)

 そして、奥野先生。ワラシベ興業のVチューバ―ビデオで予習しましょう。
https://www.youtube.com/channel/UCBiPcPEYhDIU9gAWP8qGvjg

 講師プロフィール
■ 中垣 恒太郎(専修大学文学部教授アメリカ文化・比較メディア文化研究)
アメリカ文化・比較メディア文化研究。アメリカ文学研究から出発し、小説・映画・マンガ・アニメーション・音楽などメディアを横断したナラティブ分析に基づく研究活動を展開。「ドキュメンタリー・ドラマ」「リアリティTV」「医療マンガ(グラフィック・メディスン)研究」など虚構と物語の境界線をめぐる領域に従事し、人文学の応用可能性を探っている。

■ 川村 丈志(ZONVOX株式会社 サウンドディレクター)
学部在学中よりサウンドインスタレーションを開始。企業からの委嘱制作、アントレプレナー・ブレーンをへて、映像音響ディレクター・新人育成・音楽エコシステム構築を行う。日本レコード協会個人会員。 家族の看護・介護、音楽新人育成時のメンタルケアの必要性から研究活動にも従事し(大学院にて臨床心理学専攻博士前期課程修了)、現在の研究テーマは、人文社会学と理工科学とのクリエイティヴな融合による未踏領域の課題解決。

■ 奥野 翔太(株式会社ファボ 代表取締役CEO)
過去にWEBマーケティングを扱う企業やAR分野のスタートアップを経て独立。その後複数の動画メディアの立ち上げやライバーマネジメント等を経て、VTuberの企画・プロデュースをする株式会社ファボを設立。


須川亜紀子
須川亜紀子
Akiko Sugawa-Shimada
横浜国立大学 都市科学部/都市イノベーション研究院 教授
Professor, Department of Urban Sciences/ Institute of Urban Innovation Yokohama National University
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