小山昌宏、須川亜紀子編著『アニメ研究入門<応用編>ーアニメを究める11のコツ』(現代書館、2018年)の書評を、東京学芸大学の千田洋幸先生が「図書新聞」に書いてくださっています。ありがとうございます! 千田先生のブログでもご紹介いただいています。恐縮です。
目次は以下の通りです。
第1 章 映像心理論(アニメサイコロジー)――アニメーション研究による「アニメ」の相対化
横田正夫
第2 章 映像演出論――アニメーション業界の制作現場に於けるアプローチ
渡部英雄
第3 章 アニメソング論――アニメと歌の関係
石田美紀
第4 章 声優論――通史的、実証的一考察
藤津亮太
第5 章 オーディエンス、ファン論(ファンダム)――2.5 次元化するファンの文化実践
須川亜紀子
第6 章 ラ イツビジネス論――アニメ産業分析の検討と転換への試論
玉川博章
第7 章 文化政策論――『ガールズ&パンツァー』にみる非政治的な政治性
須藤遙子
第8 章 アニメ史研究原論――その学術的方法論とアプローチの構築に向けて
木村智哉
第9 章 物語構造論(ナラトロジー)――アニメ作品の物語構造とその特徴について
小池隆太
第10 章 マルチモーグル情報論――『魔法少女まどか☆マギカ』にみる視聴覚・音楽情報の読解
小山昌宏
補 説 海外アニメーションと日本アニメ――表現技法の多様性と異文化受容
中垣恒太郎