2017年4月30日
【新刊情報】Contents Tourism in Japan
Contents Toursim
【新刊情報】Contents Tourism in Japan
英語によるコンテンツツーリズムの本格的な学術書を、プロジェクトチームで出版しました。 The first academic book on Contents tourism in English! Contents Tourism in Japan: Pilgrimages to “Sacred Sites” of Popular Culture by Philip Seaton, Takayoshi Yamamura, Akiko Sugawa-Shimada, and Kyungjae Jang
2017年4月01日
ぽぷゼミ第一期生 祝!卒業
イベント
ぽぷゼミ第一期生 祝!卒業
ぽぷゼミ(ポピュラー文化研究ゼミ)の第一期生が、無事卒業しました。彼・彼女たちとは、2年生からの付き合いですが、最初から課題に真面目に取り組む姿勢は素晴らしく、どんな成長をするのだろうかと思っていました。期待以上に、素晴らしい人格、品格、性格をもって、卒業していきました。印象深いのは、自主的に「魔法少女まどか⭐️マギカ」をパロディにした2.5次元舞台「魔法少女まじか⭐️ヤルカ」を企画、上演したことです。人間文化課程廃止が発表されるなか、人間文化祭というオープンキャンパスと同時に開催された祭りで、見事観客を魅了しました。その様子はまだyoutubeで見ることができます。(リンク 教員の指示がなくても、自主的に何かを始め、助け合い、時には失敗しながら、最後まで諦めずにやり遂げる。こうしたことは、どれだけの大学生が経験しているでしょうか。彼、彼女らの経験は、人生の糧となるでしょうし、必ず後輩への良いメッセージになると思います。 そして、先輩 ...
2017年4月01日
シンガポールSV 学生参加者からの報告6(最終)
アニメ、マンガ
シンガポールSV 学生参加者からの報告6(最終)
シンガポールSVで学んだこと―日本とシンガポールの違い― 3年 山崎伽帆 私はシンガポールSVの中で、日本の文化がシンガポールでも受け入れられていることを肌身に感じました。自分にとってはこのSVが初めての海外渡航であり、シンガポールに馴染めるか不安もあったのですが、全て杞憂に終わりました。現地の空港には日本語で書かれた書類や看板が置いてありましたし、交通機関もしっかりしていて、手ごろな感覚で利用することが出来ました。ショッピングモールには日本のフィギュアやキーホルダーなどのグッズが並び、書店や図書館には翻訳された日本の漫画や書籍が置かれていて、日本との違いの無さに驚いたほどです。他にも日本の街中にもあるカラオケやファミリーレストランがあったりするなど、日本の生活で見慣れているものが街中に溢れていました。現地の学生や先生方とも日本のアニメや漫画などの話をしましたし、シンガポールで行われたアニメイベントでコスプレイヤーの方に出会い、日本の文化が深く親しまれていることを実感しました。シンガポールでの生活は、外国にいるはずなのに日本にいるような感覚もある、不思議な居心地の良 ...
2017年3月26日
シンガポールSV 学生参加者からの報告書5
アニメ、マンガ
シンガポールSV 学生参加者からの報告書5
高層ビルの合間に見えたもの 都市イノベーション学府 建築都市文化コース修士過程 1 年 丹羽梓  3年前に旅行でシンガポールを訪れた際は、街中がとても清潔で、高層ビルが立ち並ぶ近代的な都市という印象をもった。人々は、日本のビジネスマンと同じように、ビルの間を忙しそうに歩いていた。多くの駅にはショッピングモールが併設し、駅周辺には整備されたビル群が立ち並ぶ。日本の駅前にあるようなごみごみした商店街や、薄暗い裏通りが見当たらない。全く生活観の感じられない光景に違和感を感じて、郊外まで足を伸ばしてみたが、生活観あふれる路地裏どころか、スーパーマーケットさえ見つけることができなかった。  前回のシンガポール旅行の経験を踏まえて、私の今回のSVのテーマは、観光では知ることのできないシンガポールの裏の部分に触れることだった。  City Galleryを訪れた。ここは、シンガポールの街づくりの歴史を展示した施設である。シンガポールでは、国民の持ち家率を上げるために、1970年代から政府が計画的に団地を建設し、国民の給料の数パーセントを強制 ...
2017年3月26日
シンガポールSV 学生参加者からの報告書4
アニメ、マンガ
シンガポールSVで学んだこと―なめたらいかん、シンガポール― 佐藤啓介 私はシンガポール訪問前、この国のことをなめて見ていた。「最近先進国と言われるくらいまで成長したようだけど、所詮東南アジアだよね?衛生面とか安全面とか大丈夫?日本にいる方がよいのでは?」とシンガポールを見下していた。しかし滞在してみると、前言撤回。衛生面、安全面はもちろん、シンガポールは日本より優れた国だった。 シンガポールが日本より優れていると感じた点の一つに、教育レベルの高さがある。現地で交流した学生の話では、学生のほとんどは、英語はもちろん中国語をはじめとする第二言語も話せるという。さらに第三言語を学ぶ人も多いらしく、交流した学生自身日本語を流暢に話していた。つまりバイリンガルかトライリンガルがほとんどなのである。そんな話を聞いていた私は自分が恥ずかしくて仕方なかった。というのも私はその学生たちとの交流で、日本語を多用してしまっていたのだ。現地の学生が「日本語を学びたいから、ぜひ日本語で話して」と気を遣って言うほど私の英語力とは悲惨なものであったのだろう。しかし、このように ...
須川亜紀子
須川亜紀子
Akiko Sugawa-Shimada
横浜国立大学 都市科学部/都市イノベーション研究院 教授
Professor, Department of Urban Sciences/ Institute of Urban Innovation Yokohama National University
© ぽぷすた All Rights Reserved.
このHPに掲載されている記事・写真の無断転載を禁じます。