1か月たったので、Webでも読めますが、紙面を公開させていただきます。
去る6月、IHIステージアラウンド東京で上演されていた「舞台『刀剣乱舞』 无伝 夕紅の士 ~大坂夏の陣~」を、2.5次元舞台初心者の記者さんに指南する、という体裁のシリーズにご協力させていただきました。
梅雨入り前の猛暑にもかかわらず、会場前で写真を撮る(ぬいをいれたぬい撮りも多数)人、推しのイメージカラーやグッズを身につけた人、男性も多く見受けられました。記者さんの体験談は、記事を読んでいただくとして、IHIステージアラウンド東京(ステアラ)という劇場のことを少し書きたいと思います。
通常、劇場は舞台が一つで、観客は舞台に向かって座っていますが、ステアラは、360度の円形劇場で4つの舞台があり、観客席が自動でまわることによって、舞台の展開も早く、セットも動かさなくていいので、豪華なセットが組まれています。舞台を覆う幕は、横開きのスクリーン(上から降りてくるものではないので、「幕が下りた」とい ...
2021年6月24日、WEBマガジン「講談社現代ビジネス」(マネー現代)に、「舞台『刀剣乱舞』最新作の魅力を支える、「2.5次元舞台」30年の歴史」が掲載されました。おかげさまで、Twitterでお知らせしたところ、とても多くの2.5次元舞台ファンの方からご好評をいただきました。いいね!やリツイートして下さった方にも、感謝感謝です!!
この記事の掲載時では上演中だったのですが、舞台『刀剣乱舞ー夕紅の士-大坂夏の陣-』は、千秋楽を終えました。私は2回観る機会に恵まれましたが、本当に一作品ごとに進化する舞台です。次回作も楽しみです。
2021年6月12日(土)の朝日新聞 be on Saturdayに、魔法少女もののアンケート結果に対するインタビューを受けたものが、コメントとして掲載されました。
投票された方の平均年齢が高かったということもあってか、1位は堂々の『魔法使いサリー』。日本初の女の子が主人公の30分連続もののアニメーション番組でした。その他にもドラマ、映画の中の「魔法少女」への幅広い投票結果となっています。
「魔法少女」アニメについてのより詳しい考察は、拙書『少女と魔法ーガールヒーローはいかに受容されたのか』をご覧ください。
拙書『2.5次元文化論ー舞台・キャラクター・ファンダム』(2021年、青弓社)について、「リアルサウンドブック」のインタビューを受けました。聞き手は、『2.5次元舞台へようこそ』、『舞台男子』などの著作があるおーちよーこさん。2.5次元舞台にお詳しいライターさんなので、話が弾みました。たいへん楽しい時間を過ごさせていただきました!
インタビュー記事はこちら。https://realsound.jp/book/2021/05/post-781422.html
図書新聞(5月29日(土)号)さんに、拙書『2.5次元文化論ー舞台・キャラクター・ファンダム』(2021年、青弓社)の書評が掲載されました。評者は、大妻女子大の田中東子教授。大変詳しくご解説くださり、光栄です!