2019年8月6日〜10日まで、DiGRA(デジタルゲーム学会)に参加しました。特に、6日のRayna Denison先生主催のワークショップ "Media Mix and Franchise Theory"で、日本人として日本のメディアミックス状況を、自分の研究の分野(2.5次元舞台)から考察、発表しました。目次では、なぜか私の所属がYokohama International Universityと書いてありますが、もちろんYokohama National Universityの間違いですね。internationalと書いてあるだけで、国際的に見えるのは私だけでしょうか(笑)ワークショップは、Henry Jenkinsのご挨拶ビデオから始まりました。レジェンドが、私たちのワークショップのためにビデオメッセージをくれるなんて、なんだか夢のようでした。
とにかく、このワークショップは、メディアミックスとフランチャイズの差異や、 ...
2019年8月5日(月)京都の国際日本文化研究センターにて、「メディア論、メディア表現とファン文化」ワークショップに登壇します。メディアミックスの重要な一画となっている、アニメ、漫画、ゲームの舞台化、いわゆる「2.5次元舞台」を始め、ここ数年の研究テーマである「2.5次元文化」について、ファン研究の動向も踏まえながらお話をする予定です。
そのほかにも、メディア論、映画研究、メディアミックス論で有名なカナダ、コンコルディア大のマーク・スタインバーグ先生、彼のお弟子さんで、コンコルディア大のエド・ディ・アルバンさんのお話も興味深いです。私自身もお二人のご発表を楽しみにしています。
関東から仕事の後に駆けつけるのですが、なるべく早く到着できるようにします。お近くの方は、ぜひおいでください。
産経新聞7月3日夕刊の記事「アニメ原作がクール 「2.5次元」専用劇場神戸に」に、コメントが掲載されました。(Web記事があったのですが、期限切れで今は読めません)
渋谷のAiiA2.5劇場が2018年12月に閉鎖され、専用劇場が待望されましたが、新神戸駅直結でオープンしたのが、アイアシアターAiiA2.5Theater Kobeです。
すでに舞台「刀剣乱舞」が上演され、いよいよ2.5次元の聖地が神戸に生まれそうです。もともとあった劇場を2.5次元専用にした点では、渋谷と変わりなく、2.5次元専用にするからといって、特に舞台を特殊にしたというわけではないとのこと。けれども、新聞記事でコメントした通り、新幹線でのアクセスが抜群によくなることで、都内で ...
7月2日に創刊された『別冊カドカワ』Scene 01にインタビューが掲載されました。
・舞台上で交差する“フィクション”と“リアル” -ファンの嗜好の方向性を読み解く-
学術的な考察として、2.5次元舞台、2.5次元文化がどのような社会文化的意味があるのか、ファンの快楽はどこにあるのか、などいろいろと語っています。
表紙は横浜流星さん。裏表紙は和田雅成さん。他にも、たくさんのインタビューが載っています。ぜひ読んでみてください。
学生の感想第5弾です。
8. 都市科学部都市社会共⽣学科 2年 岩村育美
私はこのようなオペラを鑑賞するのは初めての経験だったので、新鮮なシーンがたくさんあってとても魅⼒的な時間でした。ロミオとジュリエットの話⾃体はぼんやりと知っていて、結末も知っていたので、ストーリーの流れは⼤体はじめの⽅で掴めたかなと思っていたのですが、友⼈の復讐として警官を殺してしまったロミオや、仮死状態から⽣きかえるという設定からは近未来⾵のアレンジが聞いていて、オリジナルのロミジュリとはまた違う雰囲気を味わうことができました。