6月15日付の朝日小学生新聞に、「ひろがるスカイ!プリキュア」に関するインタビュー記事(「現実より進んだ世界 だれもが!?プリキュア」記事内)が掲載されました。「プリキュア」シリーズは、来年で20周年になります。この20年間、常にいろいろな子供たち、主に少女たちの表現に挑戦している作品群ですが、現在放送中の「ひろがるスカイ!プリキュア」には、レギュラーのプリキュアに男の子(正体は人間に変身できる鳥)や18歳のプリキュアも登場して、ダイバーシティ表現が目立っています。
2023年6月24日(土)町田市民フォーラムで「アニメのヒーロー、ヒロインとジェンダー ースーパーマンの時代から鬼滅の刃の現代まで」と題し、講演を行います。男女共同参画週間記念講演会ということで、アニメの中で活躍するヒーローや、ヒロイン(ガールヒーロー)がどのように変化していったかを概観し、男女共同参画について考えます。詳細はこちら。
都市社会共生学科4年 Cさん
「ハリーポッターと呪いの子」で印象深かったのは魔法のリアリティを追求していた点である。私自身それほどハリーポッターシリーズの内容をそれほど詳しくは知らなかったため、登場人物や設定を追うのはやや難しかったが、不思議な魔法のシーンが沢山散りばめられていて、テンポ感が作り出されていたことで作品の持つ世界に入り込むことができ、最後まで楽しむことができた。
元々映画の中ではCGで完璧に作られていた魔法をどのように舞台で表現するのだろうと思っていたが、プロジェクションマッピングなどの技術を最低限に抑えて、あえてアナログな方法で魔法を表現していたことによって、魔法が非現実感とリアリティの両方をもって目の前に現れていたのが、とても面白い体験だった。タイムターナーで過去に移動するときの、時計が動きプロジェクションマッピングで空間全体が動いているように見える演出は迫力があり、また、魔法は杖の先に灯を灯すといった些細なものから戦闘シーンの大掛かりな魔 ...
『ジブリ・アニメーションの文化学』が七月社から発売されました。私は編集とコラム4本、あとがきを担当しています。宮崎駿監督、高畑勲監督の作品をさまざまな視点からひも解く学術書です。でも、一般の読者のかたに読みやすいように作りました。よろしければ、ぜひお手にお取りください。