今年度も、2.5次元文化を考えるシンポジウムを開催します。テーマは、ヴァーチャル・ユーチューバー。リアルな身体をもちながら、虚構のイメージを使ってYoutubeで活躍するVtuberたち。キズナアイさんをはじめ、無数のVチューバーが続々と登場しています。あえて2次元の虚構をつかう、3次元の身体。声や動作が2次元と3次元を行き来する、まさに2.5次元空間で繰り広げられるエンターテインメント。この2.5次元文化を、株式会社ファボの奥野氏と、アメリカ文学の他にもポピュラー文化に造詣の深い専修大学の中垣氏、(株)ZONVOXのサウンドディレクター川村氏、声優研究をされている小林氏をお迎えし、考えていきます。
学生の感想第2弾です。
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先日、池田理代子先生のインタビューを聴講しました。先生は名作『ベルサイユのばら』の創作から出発して、日本戦後日本の女性の社会進出の歴史をめぐって論じました。先生の見解を考えたうえで、いろいろな感想は生み出されました。
1 マリー・アントワネットの人物評価から見えるジェンダー規範の非対称性