昨年度延期になっていた、第7回2.5次元文化を考える公開シンポジウム~片岡義朗氏に聞く1980~90年代の “アニメ・ミュージカル”誕生と発展~ が、2025年7月26日(土)に同じ場所:横浜国立大学都市科学部棟103室で開催されることが決定しました。参加費無料。事前登録制です。のちに「2.5次元ミュージカル、2.5次元舞台」と呼ばれる一大ジャンルを作り上げたプロデューサー片岡義朗さん、そして聞き手に、数々のアニメプロデュースに携わり、現在はアニメ産業レポート総括もされている増田弘道さんをむかえ、モデレーターの私・須川亜紀子が司会を務めます。大変貴重な機会ですので、ぜひ参加登録をお願いします。
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横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院 都市文化系・YGSCスタジオHP
【講師プロフィール】 片岡義朗氏
ADK 局長、(株)マーベラス取締役、(株)ドワンゴ執行役員、ビリビリ動画顧問等を経て、現在(株)コントラ代表取締役。 プロデューサーとして、アニラジというジャンルが無かった時代の 1979 年に「アニメトピア」(OBC-QR)をアニメファン向け に企画制作し、その後も「アニメ NOW」(QR)、「VAPOUT」(RF)等を製作し声優&アニメとラジオのマッチが良いこと を証明し、アニラジを一つの分野として確立させた。おもな企画アニメに、「タッチ」「キテレツ大百科」「こち亀」「るろうに 剣心」「HUNTER×HUNTER」「遊戯王デュエルモンスターズ」「シュガシュガルーン」「ガンスリンガーガール」「ジパン グ」「家庭教師ヒットマン REBORN!」「蟲師」「臨死!!江古田ちゃん」等多数。 また、いわゆる 2.5 次元舞台を、まだそれが存在しなかった時代の 1991 年に、ミュージカル『聖闘士星矢』(青山劇場)をプ ロデュースし、その後も漫画アニメを原作とする舞台製作を続け、2003 年のミュージカル「テニスの王子様」(池袋芸術劇場中 ホール)の社会的大ヒットにより、それ以降の今に続く漫画アニメ原作舞台化の大量製作の流れを招来し、この分野をエンターテ イメントの一つジャンルとして確立させた。主な舞台作品にいずれもミュージカル「テニスの王子様」「HUNTER×HUNTER」 「聖闘士星矢」「こちら葛飾区亀有前派出所」「姫ちゃんのリボン」「美少女戦士セーラームーン」「監獄学園」「堀江貴文クリ スマスキャロル」、そして音楽劇「千本桜」、舞台「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」等多数。
【聞き手プロフィール】 増田弘道氏
北海道生まれ。1979 年キティ・レコード入社、その後(株)ブロンズ新社などを経て 2000 年アニメ制作会社マッドハウス代表取 締役。2006 年(株)ビデオマーケット入社、取締役を経て現在顧問。(株)C+代表取締役。法政大学大学院政策創造研究科非常勤 講師、(社)日本動画協会人材育成委員会・事業委員会副委員長、アニメ産業レポート編集統括。日本アニメーション学会監事・産 業部会主査。主な著書に『アニメビジネスビジネスがわかる』(2007)、『アニメ産業レポート』(2009)、『もっとわかるアニメビジ ネス』(2011)、『デジタルが変えるアニメビジネス』(2016)、『アニメビジネス完全ガイド』(2018)、『アニメビジネス叢書12024 年版アニメ産業論〜定義と歴史』、『アニメビジネス叢書22024 年版アニメ産業構造論』、『アニメビジネス叢書32024 年版アニメ 産業統計 現状と経緯』(いずれも kindle 刊)。主なプロデュース映像作品に、2003 年TVシリーズ『獣兵衛忍風帖/龍宝玉篇』(W OWOW)、2003 年映画『茄子〜アンダルシアの夏』(アスミックエース)、2003 年映画『東京ゴッドファーザーズ』(ソニーピ クチャーズ)、2004 年TVシリーズ『妄想代理人』(WOWOW)、2005 年五味太郎『ことわざムービーズ』(BS フジ&キッズ ステーション)、2005 年五味太郎『たろうのおでかけ』『たろうのともだち』(OVA)等。