さる8月19,20日に横浜国立大学で開催された、日本アニメーション学会設立25周年記念第25回大会with SASは、大成功で終了いたしました。思い返せば約2年前、25周年記念で会長として目標にかかえていた「学会の国際化の推進」を、大会の国際大会化という形でできないかと思い立ち、アニメーション研究で世界一の規模の学会国際アニメーション学会(Society for Animation Studies)の会長にメールを送ってみたのが事の発端でした。こんな規模の小さい日本の学会とのコラボなど、どう思われるかなと恐る恐る(でも、SAS会員の友人を通じて、少し内情を教えてもらいつつ)、25周年記念大会を行うので、なにかコラボイベントを考えられないかと提案しました。すると、意外にも「すばらしいアイデアだ!」と返事をいただき、その後会長のクリス・パラント先生とJ ...
先日朝日小学生新聞に「ひろがるスカイ!プリキュア」などのインタビュー記事が掲載されましたが、今度は朝日中高生新聞にも掲載されました。
男の子のレギュラープリキュア、18歳の保育士を目指すプリキュアなど、多様なキャラクターが描かれる「ひろプリ」。自分らしく生きることの大切さを教えてくれる作品です。
学生からの感想、第3弾です。
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(大学院2年 Hさん)
現実には存在しない魔法や、現実ではありえないほどの馬鹿力を舞台上で表現する。突拍子もないフィクションの設定を「舞台」という3次元の世界に召喚した時に、どうなってしまうのだろうか。人生初の2.5次元舞台観賞、私はそんなワクワク・ソワソワした気持ちで会場に足を運びました。
開演。煌びやかな舞台セットを背景に、魔法学校の生徒たちによる歌とダンスで一気にミュージカルの世界に引き込まれました。これは「舞台」。目の前で歌を歌いダンスを踊っているのは間違いなく生身の人間なのに、「『マッシュル』のみんなが動いている!」と感じたのがとても不思議な感覚でした。
「こんなのあり!?」と最初に心を掴まれたのは、主人公マッシュとその父親に ...
学生さんのレポートその2です。
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(学部3年 Mさん)
2020年の連載開始から今年4月のTVアニメに続き、7月に舞台化した『マッシュル-MASHLE-』観劇させていただきました。『マッシュル』は、お気に入りの作品で、アニメや漫画も楽しく見ていました。迫力ある魔法とマッシュの筋肉や超常的なパワー、濃いキャラクター達のギャグといった見どころを持った最高に面白い作品です。それらの魅力をどのように舞台で表現するのかと考えながら舞台の開幕を待ちました。
いざ、舞台が始まると、作品世界に引き込まれていきました。魔法は、プロジェクションマッピングや照明、大掛かりな舞台装置などで表現し、マッシュの筋肉によるパワーは、マッスルズによるダンスや動きなどでも表現されており、マッシュル ...
ゼミの学生たちと、舞台「マッシュル-MACHLE-」を観劇しました。マンガ原作、アニメ両方、とても人気のある作品で、しかも魔法+超人的戦闘が特徴的な内容をどう舞台化するのか、非常に楽しみでした。
【ここからネタバレがあります。ご注意ください】
基本学園ものなので、主人公マッシェル他魔法学校の学生たちのドタバタ劇と戦闘などで迫力満点。予想以上に面白かったのは、校長(キャスト:岡幸二郎さん)やマッシュの父親(キャスト:ウチクリ内倉さん)の歌唱力がすばらしく、それが魔力や人生経験の差を表しているようで、さすがでした。またマッスルズ(マッシュの筋肉)のダンスも最高。マッスルズは、遠目にみるとシュークリームに見えるのも、カワイイ演出でした。終盤に出てくる佐々木喜英さん演じるレイン・エイムズ(フィンの兄さん)も素敵で、第2期の舞台もぜひ観てみた ...