2018年5月28日
学会発表 Mechademia国際学会 in 京都国際マンガミュージアム
2.5D プロジェクト
学会発表 Mechademia国際学会 in 京都国際マンガミュージアム

2.5次元文化研究プロジェクトチームで、初の本格的な学会発表を、Mechademia国際学会で行いました(使用言語は英語)。アメリカに本拠を置くこの学会は、アメリカでも大会を開いていますが、アジアでも大会を開き、日本は二年ぶりとなります。

今年の大会テーマは Manga Nexus: Movement, Stillness, Media でした。
私たちのパネルは、最終日5月27日午後にあり、発表題目は以下の通りです。

Akiko Sugawa-Shimada
“Constructions of 2.5-dimensional Culture as Participatory Culture and the Community of Preference in Japan”

Hosei Iwashita
“‘Character’ in 2.5-D Theatrical Plays: From the Perspective of Manga Studies”

Satofumi Kawamura
“The Affect and Seiyu-Kyara Live Concert: the Case of Love Live!”

Discussant: Tomoko Shimizu

フロアからは、なぜ日本でこのような2.5次元が流行して、(質問者の出身地)アメリカではメディアミックスがあるのに、これほど流行しないのか。Double corporalityの問題など、鋭い質問も多数よせられました。プロジェクト二年目を迎え、中間発表的ではありましたが、今後の調査のヒントになるいろいろな意見をいただきました。


須川亜紀子
須川亜紀子
Akiko Sugawa-Shimada
横浜国立大学 都市科学部/都市イノベーション研究院 教授
Professor, Department of Urban Sciences/ Institute of Urban Innovation Yokohama National University
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