以前にもお知らせしましたが、詳細が決まりましたので、再度告知です。
2021年11月26日(金)19:00~22:00 ゲンロンカフェ
須川亜紀子×石田美紀×さやわか「2.5次元とはなにか――ファンダムと虚構的身体性がつくる宇宙」
主に拙書「2.5次元文化論ー舞台・キャラクター・ファンダム」を中心にしたお話になりますが、2.5次元文化は”現実と虚構の混交”であり、ファンの参加が重要なファクターであることから、他の事例にも話が発展する予感です。詳細、お申込みはこちらへ。
①2021年10月29日日本時間朝9時より、Japan Foundation in New Yorkのポップカルチャーに関するトークイベントに登壇します。使用言語:英語、無料、事前登録制。
Japan Foundation in New York presents the series of pop culture talk sessions, no. 11: cosplay.
Registration is o ...
学生が感想を寄せてくれましたので、ご紹介します。
修士2年 高田和音
作品全体に感じた印象としては、役者さんそれぞれのふとした動きや、立っているとき、決めポーズをしているときの足の開き具合(足をそろえて立つ・肩幅に足を開く等)がキャラクターそのもの、という感じがしました。特にセーラーマーズとセーラージュピター役のお二人にそれを抱きました。『セーラームーン』を知っている人がもっているキャラクターそれぞれに対する「こう動くだろう」というイメージや話し方をことごとく再現されていたのではないかと感じました。小さいころ、セーラームーンを初めて見たときの、あの憧れの気持ちや、ポーズ、小道具がそのまま舞台で再現されていて、画面の向こうやフィギュアで見たセーラームーンがこちら(私)を向いて、認識して、手を振って、歌を歌ってくれていると思わせてくれることに感動しました。
以下は、各役者さんに感じた印象になります。
セーラームーン/月野うさぎ役 ...
先日院生とミュージカル「美少女戦士セーラームーン」かぐや姫の恋人 を観劇させていただきました。ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」(通称「セラミュー」)といえば、東映動画(現・東映アニメーション)制作のテレビアニメ「美少女戦士セーラームーン」が放映された1992年のヒットを受けて1993年~2005年まで夏休みなどに上演していたミュージカル「美少女戦士セーラームーン」(バンダイ版)がありました。初代セーラームーン役大山アンザさんは、現在ANZAという名で舞台でも活躍するベテラン歌手です。
「セーラームーン25周年記念プロジェクト」の一環として再び「セラミュ―」が上演されたのが2013年~17年(ネルケプランニング版)。演出・脚本は、90年代の「セラミュ―」と同じ平光琢也氏。大きく変わったのは、キャストが全員女性で、タクシード仮面役に元宝塚宙組トップの大和悠河さん他、多くの宝 ...