第6回2.5次元文化を考える公開シンポジウムの開催が決定しました。
2020年2月23日(日)筑波大学東京キャンパス文京校舎
12:30 開場 13:00〜17:30(予定)
今回は、「2.5次元文化の可能性と展望」と題して、二部構成でお送りします。第一部は、3年間の2.5次元文化研究科研費プロジェクトのメンバーによる成果発表。第二部は、登壇者によるシンポジウムです。
2.5次元文化プロジェクトを立ち上げた時には、まだ知る人ぞ知るでしたが、今や2.5次元舞台は、「2.5次元俳優」などと呼ばれるアイドルたちを生み出し、 ...
来たる2019年9月28日(土)兵庫県立男女共同参画センター・イーブンにて、「アニメのヒーロー、ヒロイン像から見る男女共同参画ー2.5次元文化の隆盛から考える」というトークを行います。神戸近郊の方は、ぜひご参加ください。
お申し込みはこちら。
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2019年8月6日〜10日まで、DiGRA(デジタルゲーム学会)に参加しました。特に、6日のRayna Denison先生主催のワークショップ "Media Mix and Franchise Theory"で、日本人として日本のメディアミックス状況を、自分の研究の分野(2.5次元舞台)から考察、発表しました。目次では、なぜか私の所属がYokohama International Universityと書いてありますが、もちろんYokohama National Universityの間違いですね。internationalと書いてあるだけで、国際的に見えるのは私だけでしょうか(笑)ワークショップは、Henry Jenkinsのご挨拶ビデオから始まりました。レジェンドが、私たちのワークショップのためにビデオメッセージをくれるなんて、なんだか夢のようでした。
とにかく、このワークショップは、メディアミックスとフランチャイズの差異や、 ...
2019年8月5日(月)京都の国際日本文化研究センターにて、「メディア論、メディア表現とファン文化」ワークショップに登壇します。メディアミックスの重要な一画となっている、アニメ、漫画、ゲームの舞台化、いわゆる「2.5次元舞台」を始め、ここ数年の研究テーマである「2.5次元文化」について、ファン研究の動向も踏まえながらお話をする予定です。
そのほかにも、メディア論、映画研究、メディアミックス論で有名なカナダ、コンコルディア大のマーク・スタインバーグ先生、彼のお弟子さんで、コンコルディア大のエド・ディ・アルバンさんのお話も興味深いです。私自身もお二人のご発表を楽しみにしています。
関東から仕事の後に駆けつけるのですが、なるべく早く到着できるようにします。お近くの方は、ぜひおいでください。
第2回YGS-C学生フォーラムが7月25日に無事終了しました。
カナダのコンコルディア大学大学院映画学専攻の修士1年のコール・アーミテージさん、同じくヴィクトリア・バーントさんの発表を、都市イノベーション学府の都市文化系修士2年の李さんと山崎さんがコメントし、討論を行いました。
まず、アーミテージさんの発表は、メル・チェンが提唱した「アニマシー」という概念を、アニメーション、ウェブコミックに応用するものです。アニマシーとは、知覚、可動性、生存性などを意味するものです。命を吹き込むというアニメートという言葉は、フルアニメーションで非人間の造形物(コマのつらなり)を重ねることに、西洋のアニメーションは使ってきましたが、実はそれは標準化されたヘゲモニックなものであり、私たちは、静止画の並置の「溝」をうめることで、非人間の事物をアニメ ...