都市社会共生学科4年 Cさん
「ハリーポッターと呪いの子」で印象深かったのは魔法のリアリティを追求していた点である。私自身それほどハリーポッターシリーズの内容をそれほど詳しくは知らなかったため、登場人物や設定を追うのはやや難しかったが、不思議な魔法のシーンが沢山散りばめられていて、テンポ感が作り出されていたことで作品の持つ世界に入り込むことができ、最後まで楽しむことができた。
元々映画の中ではCGで完璧に作られていた魔法をどのように舞台で表現するのだろうと思っていたが、プロジェクションマッピングなどの技術を最低限に抑えて、あえてアナログな方法で魔法を表現していたことによって、魔法が非現実感とリアリティの両方をもって目の前に現れていたのが、とても面白い体験だった。タイムターナーで過去に移動するときの、時計が動きプロジェクションマッピングで空間全体が動いているように見える演出は迫力があり、また、魔法は杖の先に灯を灯すといった些細なものから戦闘シーンの大掛かりな魔 ...
『ジブリ・アニメーションの文化学』が七月社から発売されました。私は編集とコラム4本、あとがきを担当しています。宮崎駿監督、高畑勲監督の作品をさまざまな視点からひも解く学術書です。でも、一般の読者のかたに読みやすいように作りました。よろしければ、ぜひお手にお取りください。
第25回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展が、9月16日(金)~26日(月)までお台場の日本科学未来館で開催されます。私は、アニメーション部門の審査員としてかかわらせていただきました。受賞作品の上映会は、サテライト会場で、無料で観ることができます。
アニメーション部門大賞は、イランのカレイ監督『第四の壁』。この短編は、ぜひ見てほしいです。
優秀賞は、山村浩二監督『幾多の北』、明石家さんまプロデュース・渡辺歩監督『漁港の肉子ちゃん』、イスラエルのカンター監督『Letter to a Pig』、そして夏目真悟監督のテレビアニメ『Sonny Boy』。
ソーシャル・インパクト賞は、見里朝希監督のパペットアニメ『PUIPUIモルカー』。
新人賞は、
東京都人権プラザの企画展「人権カルチャーステーション」のアニメ部門に、アドバイザーとしてアニメ3作品とアニメソングを推薦させていただきました。
https://www.tokyo-hrp.jp/feature-2022-01.html
5/13~7/29まで
よかったら、お運びください!
*関連HP
横浜国立大学都市科学部 都市社会共生学科HP
都市イノベーション研究院HP