先日舞台「
黒子のバスケthe Encounter」を見てきました。アニメの大ファンであり、元バスケ部であるので、イメージが少し違ったり、シュートの時の重心がずれていたり、という細かなところは気になりましたが、かなり満足のいく舞台でした。
キャストは、黒子テツヤの声優である小野賢章さんがやっているのもあって、黒子はまんま黒子がそこにいる感じ。声がつくりだすイメージというのは、あらゆるキャラのズレを一瞬に統一してしまう力があります。他のキャストもできるだけ声優の声やトーン、速さ、口調を似させたようで、いずれのキャストも、二次元をよく再現していました。(土田くんを除く。土田くんは狂言回し的なポジションで、それはそれでうまくいっていました)
見る前に一番気になっていたのが、「バスケットボールをどう表現するのか」。「テニミュ」では、ボールは光で表現され、音とラケットの動きで、私たちはボールの幻想をみることになりました。「ハイキュー」では、実際のボールが床を転がるところはあり ...