ぽぷすた2年の阿部くんが、2.5次元ミュージカル「美少女戦士セーラームーン Un Nouveau Voyage」の感想を寄せてくれました。
9月、渋谷にあるAiiA 2.5 Theater Tokyoでミュージカル「美少女戦士セーラームーン」を観賞してきた。
まず、観賞をする前に、感じたことをいくつか挙げていきたい。一つ目は、案の定、圧倒的な女性ユーザー数。会場に入る前に、少しの時間会場の外で、お客さんのようすを観察していたところ、来る人来る人みんな女性であり、ほとんど男性の方は見ることができなかった。前学期では、ミュージカル「テニスの王子様」を見に行った際には、ちらほらと男性のお客さんを見ることができたのを覚えていたので、やはり、原作のファン層などが関係しているのかなと感じた。また、二つ目は、タキシード仮面を演じる、大和悠河さんのファンの面白さ。おそらくだが、セラミュに初めて行った人が、必ず驚いてしまうと思われるのは(実際に僕も驚きました)、一般の入り口の他に、大和さんのファン用の入り口が用意され ...
9月、ぽぷすた有志で「ミュージカル美少女戦士セーラームーン〜Un Nouveau Voyage〜」を鑑賞してきました。渋谷AiiAシアターは、すっかり2.5次元ミュージカル、ライブシアターの聖地として定着した感じです。
「ミュージカル美少女戦士セーラームーン〜Un Nouveau Voyage〜」が、他の2.5次元ミュージカルと少し異なるのは、キャストがすべて女性が演じていること。そして、タクシード仮面やこの回に初登場するセーラーウラヌス、セーラーネプチューンなども元宝塚女優さんで、ミュージカル女優と、普通の舞台女優、そしてこのセラミュでデビューした女優さんたちが混合していることでしょう。
もちろん、宝塚と2.5次元ミュージカルは様式が異なっているのですが、その舞台内のハイブリッド性はおもしろい均衡を生み出しています。2.5次元で特徴的なのは、1つは、アニメ・漫画のキャラが、現実に動いているような感覚を得られることです。それは、アニメの声に似せたり、ビジュアルを似せたり、仕草をアニメのものに近づけたり ...
9月11日、「3rd ミュージカルテニスの王子様 青学vs聖ルドルフ」を観劇した。今回で私はテニミュ3度目の観劇となる。初めて見たのは去年の7月の2nd公演。今回と同じく、須川先生と同行させていただいた。初めて観る2.5次元ミュージカルは驚きの連続で、それからというもの、テニミュの魅力にとりつかれ、3rd公演が決まったときは踊り狂って喜んだのであった。
3rdの公演に関しては、今年の5月に「青学vs不動峰」を観劇している。4ヶ月ぶりとなる今回の観劇で感じたものは、やはりキャストの成長である。ファンがテニミュの魅力について口をそろえて言うのは「キャストの成長を見守る楽しさがある」ということだ。今回の観劇で私も改めてそれをひしひしと感じた。何ヵ月も同じ役を演じてきたキャストは、素人目から見てもはっきりとわかるくらいに歌もダンスもめきめきと上達しており、非常に感慨深いものがあるのだ。私たちファンは、まるで子の成長を見守る親のような気持ちになってしまう。キャストにとっては、歌やダンス等の技術だけではなく、役の演じ方、役との向き合い方、仲 ...