2024年4月16日
放送文化基金助成プロジェクト「アニメーションと女性」
アニメ、マンガ
放送文化基金助成プロジェクト「アニメーションと女性」

2024年4月より、放送文化基金様から助成を受け、「日本のアニメ業界における女性制作者の労働・職位と作品の女性表象との関連性に関する研究」を開始いたします。プロジェクトメンバーは4名。

 これまで筆者は、IMART2021で呼んでいただいた「アニメ業界 女性の働き方」や、第1回新潟国際アニメーション映画祭で呼んでいただいた「アニメーションと女性」に参加しました。その議論の中で、アニメーション作品に携わる女性の数や、そのうち意思決定権にどのくらい女性がいるのか、などこれまであまり調査されていなかったことを痛感しました。データがないと、印象論で語るしかなく、問題点がぼやけてしまうため、まずデータベースを作り、可視化することを目指そうと考えました。同時に、年代ごとに作品を数点ピックアップして、内容分析とスタッフの関係も調査する予定です。

 

2024年4月07日
[お知らせ] 日経新聞スタディーズの4回連載が終わりました
アニメ、マンガ

更新が遅れましたが、第4回目が掲載されました。リンクはこちら

全4回の連載が無事終了。面白かったというご意見も多数いただき、恐縮です。

実際取り上げられた作品は少ないのですが、何かを考えるきっかけにしていただけたら嬉しく思います。


2024年2月21日
[お知らせ] 日本経済新聞「スタディーズ」の連載第2,3回目が掲載されました。
アニメ、マンガ

日本経済新聞の水曜夕刊「スタディーズ」で連載している「子供向けアニメの少女像」第2回目と3回目が掲載されました。

 第2回はこちら

 第3回はこちら

時代の流れとともに少女主人公は変遷していることがわかります。決して社会を反映している、という単純なものではないです。でも、社会状況がアニメの少女を通じて垣間見えるのは、間違いないですね。

来週は最終回です。お楽しみに。


2024年2月08日
[お知らせ] 日経新聞「スタディーズ」面での連載が始まりました
アニメ、マンガ

日本経済新聞の水曜「スタディーズ」面で、「子供向けアニメの少女像」のシリーズ【全4回】が始まりました。第1回目は、1960年代。紙面の関係で、詳細説明が不十分ですが、ご笑覧下さい。記事はこちら。(会員登録すると読めるようです)


2024年1月30日
[出版のお知らせ] 丸善出版「ジェンダー事典」に寄稿させていただきました
アニメ、マンガ
[出版のお知らせ] 丸善出版「ジェンダー事典」に寄稿させていただきました

1月末に刊行される丸善出版の「ジェンダー事典」に、アニメーション、コンテンツツーリズムを寄稿させていただきました。これ一冊で、ジェンダーに関する基礎知識、参考文献等がわかる、入門にはとてもよい本だと思います。高価なので、図書館などにおススメ。


須川亜紀子
須川亜紀子
Akiko Sugawa-Shimada
横浜国立大学 都市科学部/都市イノベーション研究院 教授
Professor, Department of Urban Sciences/ Institute of Urban Innovation Yokohama National University
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