第3回2.5次元文化シンポジウム〜キャラクターソングをめぐって〜は、2017年1月31日(月)17:30〜19:30の2時間という短い時間の中、盛況のうちに終わりました。まず、(株)ランティスの社長である井上俊次先生が、「アニソンビジネス」と題して、ランティスさんが手がけているアニソン、キャラソンについて概観し、そのビジネス展開をわかりやすくご説明くださいました。特に、今回のテーマである、キャラクターソングと2.5次元文化の関係のところで、「黒子のバスケ」のキャラソン展開に、アニメの中の関係性が、キャラソンに持ち込まれる例(黒子と火神、緑間と高尾など)で、ファンたちが関係性や二人の心情を歌にする、という点が紹介され、非常に意識的に演出されている様子がわかりました。(提案するのは、若い社員らしいです)。
特に、ランティスさんは、声優を歌手として器用する際に、アニメの世界観をあえて背負わせるような戦略をしたところが、特徴的なので、そのあたりの意図が気になっていましたが、最初から狙ったわけではないこともわかりました。
井上先生のお話を受けて、私が「キャラソ ...