先日上海での2.5次元舞台調査に行ってきました。「
ライブスペクタクル『NARUTO』」の上演に合わせ、大妻女子大の田中東子先生とともに、中国の2.5次元舞台ファン、コスプレファンにも話を聞き、実際の劇場で鑑賞しながら、観客の様子を参与観察してきました。マレーシア公演もまた決まったそうで、舞台「NARUTO」は初演から今回の再演でも、かなり海外進出している作品です。
「とにかく中国はすごい」
と、いろいろ聞いていたので、どんな感じなのだろうと興味をもっていました。劇場はかなり大きめな藝海劇院というところ。普段はコンサートなども行われるそうです。残念ながら字幕は、舞台の左右にある、普段は「注意」などが表示される電光掲示板で出るので、日本語がまたくわからない観客には、難しい配置でした。しかし、恐らく大多数がマンガ、アニメ「NATURO」のファンであるようで、その辺りはあまり問題がないそうです。通訳をしてくれた方に聞くと、「誤訳が多かった」とのこと。日本語のセリフが終わる前に笑い ...