2016年6月14日
「2.5次元文化論」第3回をアップしました!
お知らせ
ウェブで連載している「2.5次元文化論」第3回「事例2 作り手とファンの交差する視線の先――2.5次元舞台へ/からの欲望」がアップされました。「テニミュ」をはじめ「2.5次元舞台/ミュージカル」ファンの座談会、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」の演出家ウォーリー木下さんのインタビューを中心に、広がる2.5次元ライブシアターの可能性を考えています。
2016年5月27日
ぽぷすた・ゼミ2016年度始動!
お知らせ
ぽぷすた・ゼミ2016年度始動!
ポピュラー文化研究スタジオ(ぽぷすた)2年生、ポピュラー文化研究演習(ぽぷぜみ)3、4年生の合同懇親会がありました。都合で参加できなかった学生さんもいましたが、5限が終わってすぐに駆けつけてくれた学生さんもいて、楽しい会になりました。今年度は、このメンバーで盛り上がっていきます!秋学期には、1年生のスタジオ(プレゼミ)も始まり、ますます増え続ける、チームぽぷすたです!
2016年4月26日
アニメーション制作会社訪問
アニメ、マンガ
アニメーション制作会社訪問
先日ぽぷぜみで、アニメーション制作会社スタジオ4℃さんを訪問させていただいた。 元リハビリ用プールの施設だったところを改装したという建物の内部は、アミューズメント的な素敵な作り。学生たちも思わず、「キレイ〜」の連続。スタジオ4℃は、「鉄コン筋クリート」で有名だが、いろいろな芸術的アニメーション映画、ゲームのアニメーション部分、CM広告なども手掛ける幅広いジャンルを作っている会社だ。お話をうかがうと、スタッフが大会社に比べて少ないが、それだけやる気のある人は、どんどんと作りたい作品のコンセプトを提案できるという。もちろん、採算が取れるもの、という具体的なプランも提示しないといけないが、誰でもやる気があれば、報われる可能性がある、という自由な空気があると感じた。 社長は、日本アニメーションなどを経て、スタジオを立ち上げた田中栄子さんという女性の方。実際、スタッフも女性が多いらしい。女性が生き生きしている会社は、どこも活気があるが、ここも例外ではない。ランチは ...
2016年4月09日
舞台「黒子のバスケ The Encounter」鑑賞報告
2.5次元ミュージカル・ライブシアター
先日舞台「黒子のバスケthe Encounter」を見てきました。アニメの大ファンであり、元バスケ部であるので、イメージが少し違ったり、シュートの時の重心がずれていたり、という細かなところは気になりましたが、かなり満足のいく舞台でした。 キャストは、黒子テツヤの声優である小野賢章さんがやっているのもあって、黒子はまんま黒子がそこにいる感じ。声がつくりだすイメージというのは、あらゆるキャラのズレを一瞬に統一してしまう力があります。他のキャストもできるだけ声優の声やトーン、速さ、口調を似させたようで、いずれのキャストも、二次元をよく再現していました。(土田くんを除く。土田くんは狂言回し的なポジションで、それはそれでうまくいっていました) 見る前に一番気になっていたのが、「バスケットボールをどう表現するのか」。「テニミュ」では、ボールは光で表現され、音とラケットの動きで、私たちはボールの幻想をみることになりました。「ハイキュー」では、実際のボールが床を転がるところはあり ...
2016年3月31日
アニメジャパン ルポ
アニメ、マンガ
2016年3月26−27日、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で、アニメジャパンが開催された。今年の入場者数は、過去最高約13万5千人だったそうで、年々増加中である。筆者も昨年から来ているのだが、外国人の参加者の増加が目立つと感じていた。アニメジャパンのために来日する、という外国人も相当数いると思われる。 今回の一つの目的は、セミナーに参加すること。「アニメ創りの世界にようこそ」というセミナーに参加することができた。講師は、スタジオ4℃の田中栄子社長。モデレーター、司会は、アニメビジネスの本でおなじみの増田弘道さん。主にアニメを作りたい人向けのものだったが、非常に勉強になった。 スタジオ4℃というと、私は
須川亜紀子
須川亜紀子
Akiko Sugawa-Shimada
横浜国立大学 都市科学部/都市イノベーション研究院 教授
Professor, Department of Urban Sciences/ Institute of Urban Innovation Yokohama National University
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