2017年11月23日
2.5次元文化に関するアンケートへのご協力のお願い
2.5D プロジェクト
2.5次元文化に関するアンケートへのご協力のお願い
アンケート調査へのご協力のお願い 私たちは「アニメ、マンガ、ゲームなどの2次元の世界と現実の3次元の間にあるもの」=「2.5次元」文化事象に対する学術的調査・研究を行っている研究者のプロジェクトチームです。今回は、「2.5次元」コンテンツの広がりや楽しまれ方に光を当てる目的で、「2.5次元」に関する意識や行動についてアンケート調査を行っています。よろしければぜひご協力ください。 リンクはこちら。(上記QRコードでもリンクへ飛べます) アンケートの個人情報取扱などに関する情報は以下の通りです。(アンケートを終えると読めなくなりますので、こちらに再掲します)  アンケートは匿名での回答が可能です。(※任意でご連絡先等をお聞きする箇所があります。通信はSSL暗号化されています)  いただいた情報は厳重に管理し、調査終了後は迅速に削除いたします。調査結果は学会での学術発表、各種刊行物として使用させていただきますが、個人が特定されるような情報は公開い ...
2017年10月28日
【観劇報告】ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」進化の夏
2.5D プロジェクト
【観劇報告】ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」進化の夏
東京ドームシティで行われた、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」進化の夏(以下、「ハイステ」)、を観劇して来ました。初演からずっと観ているこのシリーズですが、毎回変わる演出に驚かされます。今回の大きな変化は、女性キャラクターが登場したこと、スクリーンの登場と使いかたの変化(その代わりなのか、八百屋は無くなった)でしょう。 *ネタバレ注意 これまで、「ミュージカルテニスの王子様(以下、テニミュ)」はじめ、スポーツを描いた少年漫画系原作の舞台では、「チーム男子」、つまり女子のいない空間(女性役は男性キャストが、女性ではないとわかるように演じる)が特徴的でした。原作に女性キャラが出てくるが、あえて「チーム男子」にしているのは「テニミュ」、舞台「弱虫ペダル」、そして「ハイステ」第1、2弾などでした。(「ただし「ハイステ」は女性キャラは舞台外にいるという設定で、男性キャストが演じることはなかった)。 今回は、バレー部マネージャーの清水潔子、新米マネージャーの谷地仁花、メンバーの一人田中の姉、田中律子が登場。舞台狭しとキャラクターが増殖したことで、と ...
2017年9月16日
ミュージカルセーラームーンLe Mouvement Final 鑑賞
2.5次元ミュージカル・ライブシアター
ミュージカルセーラームーンLe Mouvement Final 鑑賞
「ミュージカルセーラームーン」(以下、「セラミュ」と略記)の最終章Le Mouvement Finalを鑑賞しました。「セラミュ」シリーズは、途中主要キャストの5人のセーラー戦士が交代しましたが、違和感なく全シリーズを見ることができました。個人的に、今回が一番楽しかったです。 うさぎも高一になり、衛はハーバード大学へ留学という、離れ離れの生活になることから物語は始まります。でもお別れした空港で、いきなり衛は肉体を破壊され、クリスタルシードだけになってしまうというショッキングなことに。そう、この章は、タクシード仮面の出番が非常に少ない、大和悠河ファンには残念な公演なのです。その分、新キャラセーラースターライツや火球皇女、セーラーギャラクティカ、ちびちびが登場します。 アニメで言えば、「セーラースターズ」の物語にあたるのですが、実は「セーラースターズ」は「セーラームーン」シリーズでは一番好きな作品でした。ジェンダースワッピング(しかも普段は男性、変 ...
2017年8月21日
装苑9月号に「2.5次元と衣装の関係」が掲載されました
2.5次元ミュージカル・ライブシアター
『装苑』9月号は、2.5次元舞台やマンガ原作の実写映画の衣装の特集です。わたしも「2.5次元と衣装の関係」という短い記事を書かせていただきました。 リンクはこちら。装苑 2017年 9月号 (雑誌)
2017年7月14日
【2.5次元舞台】「舞台黒子のバスケーOver Drive-」鑑賞レポート
2.5-D Musicals and Live Theater
舞台「黒子のバスケ」の第2弾、「Over Drive」を観てきました。http://www.kurobas-stage.com 舞台「黒子のバスケ」(以下、「黒ステ」)の一番の特徴は、アニメで主役黒子テツヤを演じている声優の小野賢章さんが、黒子本人を演じている、ということでしょう。こうした声優/舞台キャストの試みは、2000年(旧シリーズのアニメの第1期の放映年)に「ミュージカルハンターXハンター」で、かなり本格的に行われていました。しかし、「2.5次元舞台」が流行を迎えた2008年以降では、マイノリティでした。最も重要視されるであろう、ビジュアルの問題があったからです。アニメの主人公は往々にして少年や少女。しかし、声優さんはすでに成人であり、なかには、中年を迎えたベテラン声優もいるわけで、そうした現実の年をとる声優が、永遠に年をとらない少年・少女たちを演じるのには限界があるわけです。 話を「黒ステ」に戻すと、やはり黒子の声と、黒子っぽいビジュアルをもっている小野さんは、本当に黒子がそこにいるような再現性がかなり高かったです。また、「黒ステ」は、テレ ...
須川亜紀子
須川亜紀子
Akiko Sugawa-Shimada
横浜国立大学 都市科学部/都市イノベーション研究院 教授
Professor, Department of Urban Sciences/ Institute of Urban Innovation Yokohama National University
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