アニメ、マンガ、ゲームなどの二次元の虚構世界を、三次元の”現実”の人間の身体でパフォームし、2次元と3次元の曖昧な境界を享受する「2.5次元文化」。その代表例である、「2.5次元舞台」を中心に論じた、『2.5次元文化論―舞台・キャラクター・ファンダム』が青弓社から1月27日発売予定です。
はじめに
第1章 「二・五次元文化」の隆盛
1 「二・五次元」の意味の変容
二・五次元としての声優(または“中の人”)
マンガ、アニメベースの舞台としての二・五次元
2 二・五次元文 ...
昨年12月、須川スタジオ学生企画「ちょっと横国行ってくる」第二弾「バーチャル謎解きツアー」も無事終了しました。横浜国立大学周辺のおいしいお店や、おもしろスポットを、冬ごもりの準備をするリスのラタくんをお手伝いするというコンセプトの下、謎を解きながらお店をめぐる、このオンラインツアー。前回よりも多くの参加者にご参加いただけました。
その一端は、Youtubeアーカイブで観ることができます。 気になった方は、学生が運営するスタジオツイッターをフォロー!
11月17日に、横浜国立大学都市科学部都市社会共生学科の文化創成スタジオ(須川スタジオ)の学生が企画したポピュラー文化を利用した地域活性化のためのコンテンツ作りの一環で「ちょっと横国行ってくる」第一弾―オンラインキャンパスツアーが無事終了しました。
新型コロナウィルス感染拡大の影響で、この1年大学は遠隔授業中心になったため、新1年生はキャンパスに通えないままです。そんな1年生にキャンパスの案内と1年生同士横のつながりを作るため、2,3年生のスタジオ生が、頑張って作ってくれました。
評判は上々。来年度にキャンパスに通える日が来たら、ぜひバーチャルで訪れた場所を、実際に見に行ってほしいです。
社会現象となった『鬼滅の刃』。先日最終巻が発売され、瞬く間に完売。そして高値で転売(フィギア付き最終巻など)されるという、制作者にとっては悲しいことも起きています。
あらゆる評論家、研究者、ファンたちが日々論じている「鬼滅の刃」ですが、人気の秘密から否定的な意見まで、いろいろな意見が飛び交っています。そんな中、東京新聞(12月4日付け)と朝日新聞(12月6日付け)に、コメントが掲載されました。
実はすでに茨城新聞から取材を受け、11月30日付けの記事にコメントが掲載されていたのですが、ウェブで読めなかったため、あまりお知らせしていませんでした。
今回は、ウェブでも読めます(ただし、朝日新聞は会員登録が必要)。
...先週26日に放送された「ウワサの保護者会」〜もやもやしない?男らしさ、女らしさ〜の再放送が、10月3日(土)昼0:30にあります(地域によって異なるかも)。本放送後のツイッター上での反響がすごかったそうです。
放送でカットされた部分は、ブログのほうへ一部掲載してもらえました。テレビアニメ(テレビ商業アニメーション)は、原作のある・なし、原作の発表年代、設定年代、対象視聴者層、スポンサー、放送時間帯などをクロスレファレンスしないと、その表現方法について一枚岩的に語 ...